こんばんは!さぼてんです。
前回同様の茶番——————-
盛り付けってどうすればいいのかな?検索~~↓
盛り付け コツ/盛り付け ルール/盛り付け 彩/盛り付け 色味
スーパーの総菜 盛り付け方/盛り付け 彩 初心者 コツ などなど
こんな感じで検索してみると、素晴らしい盛り付け画像が出てきますよね?
例えば・・・
えー!キレイ!!こんな盛り付けができるんだ!!!
と思って記事を読み進めると・・・
なにその専用の植物!
そんな何十種類も野菜買ってちょっとずつ使うなんでできないよ!
いやそもそもそんなきれいな包丁捌きできないよ!!初心者なのに!
というオチがほとんどじゃないですか?というわけで
誰でもできる盛り付け講座!スーパーのお刺身の盛り付け
・料理初心者ですが、きれいに盛り付けしたい!
・食卓を華やかにしたい!あわよくば映え料理を拡散したい!
・スーパーのお刺身でもきれいに盛り付けられるの?
・盛り付け、彩、色味、食の見せ方の基本を知りたい
・料理系インスタグラマーになりたい
▼このような盛り付けが誰でも簡単にできます▼


下処理をすることで一層美味しく召し上がれます♪
あるとなおよし!事前準備
・大葉 1束
・レモン 1個
お刺身盛り合わせは、見切り品でもOKです。
和食の盛り付け方 山水の法則



盛り付けの準備 大葉・ツマ・レモン
【盛り付けの準備】
ツマは氷水に軽くつけておくと、透明感がもどります♪
①ツマの水気を切り、片手で握れる量を取る。手で軽く握るように丸める
②丸めたツマを2つ作ります。サイズは、左上を大きく、右下は気持ち小さめのものにするとさらにキレイです。
③大葉を用意。茎に繋がる部分を切ります。
④左上に配置する大葉は、高さが大切!見せるために・・・大葉の1/3ほどの位置まで切り込みを入れます。
⑤切った部分を重ねるように織り込むと、背もたれの高い椅子のような形状になり、自立します。
⑥自立する大葉を左上(奥)に、手間には切り込みなしの大葉を置きます(高低差をつけるため)
⑦レモンは後程飾ります飾り切りに失敗したレモンでもOKなレベルでしか使いません笑輪切りレモンの1/4カットや1/2カット・皮のみが使いやすいです。お刺身盛り付け後に飾るので、レモンのカットは盛り付け後でもOKです。
【丸皿】 刺身の盛り付け工夫・パターン紹介
今回は盛り合わせのお刺身を使用するので
なるべくそのまま盛りつけていきます!
お刺身ごとに盛り付けパターンを紹介しますが
必ずしも”このお刺身はこうしなければ!”という意味ではないので
パターンを参考に、オリジナルの工夫をしてOKです^^
マグロで盛り付け 高さを出す方法
①お箸の上に、マグロを等間隔で、向きをそろえて並べます。
(今回はマグロを主役として左上の大葉の上に乗せるので、マグロの幅が大葉の幅に収まるサイズに並べるとベスト!)
②箸を持ち上げると、お刺身が逆Uの字になりますので
そのボリューム感をいかして盛り付けます。
色味がはっきりしている刺身を主役に添えると◎
いかで盛り付け 薄造りの魚介は丸めてお花風に



ぶりで盛り付け 薄造りの刺身は少しずらして重ねるだけ
自立させて盛り付けることで”立体感”が出ます。

重ねることで”厚み”がでるので
サーモンで盛り付け 小さく切ることで見た目のバリエーションを増やす
小さく切っても存在感がなくならないのでおすすめです。

△の形になるように並べると上の写真のようになります♪
この形で盛り付けます。
甘エビで盛り付け 尻尾を鋭角に整える
エビ類はそれだけで存在感が十分なので
ほんの飾り程度の作業です。

わかる人にはわかる・・・通な飾り切りです^^
盛り付け解説
割り切れない奇数を”縁起が良い”として好みます。
甘エビはやむなし、サーモンは和の盛り付けにのっとり5切れにします(1枚つまみ食い)

単純に色の数が増やすだけで視覚的に豪華に感じやすくなります。
レモンも大葉も、控えめに飾ることが美しさの秘訣です。

【角皿】 刺身の盛り付け工夫 ~奥上位を意識~

視線の流れを意識することは同じです。
奥を高く手前を低く見せる盛り方がおすすめです。



海鮮丼の盛り付け 方法


実質ご飯が見えているのと同じように貧相に感じてしまいます。
・お米が見えないように広げる
・どんぶりの形を意識して敷き詰める(円を意識)
・淡白に見えてしまう場合はゴマをふれば様になる
スーパーのトレーのままでは美しくない理由

その他和食の盛り付け ルール は?
基本的な盛り付け方、細かいルールなどもありますが
昨今は創作料理系の台頭もあり自由度は格段に上がっています。
あえて学ぶとして
基本的な和食の盛り方・ルールは以下の3つです。
①平盛り
和食は、平面的に並べることが多いです。
大皿で刺身を提供するときは、
食材同士をなるべく密着させて並べます。
盛り付け方は、山水の法則にならい、
左上を起点に右下に流れるように盛ります。
ちょっと高低差をはっきりさせていますが
今回の盛り付けも平盛りに属します。
(本来も高低差無くて密着させて並べて盛ることを指す)
②流し盛り
お寿司・卵焼き・お刺身などの同一サイズ・同種料理
に適した盛り方です。
並行・垂直に整列させずに
少し傾け、左側に断面・平面が広くなるように見せます。
こちらも山水の法則を意識した目運びに沿って盛り付けます。
スーパーのお寿司は
運ぶ時の崩れにくさ、やすかすか感を出さないために
並行・垂直に整列されていることが多いので、
流し盛りに盛替えるだけでも結構雰囲気がかわります♪
③放射盛り・四方盛り・八方盛り・東西南北
簡単に言えば、左右対称盛りです。
色味・高さ・食材の左右を対象にすることで
テーブルのどこに座っても同じような景色を楽しめることがポイントです。
丸皿のほうが盛り付けやすいです。
盛り付け方は、丸皿上に十字を想像し、
線対象に盛り付けていけばOKです。
最後に
盛り付けでちょっといいものに見える!=おいしく感じる
ということは、あながち間違いじゃないです。
柵なんか切れないよ!という方でも、ちょっとした見せ方の工夫で
イメージも変わりますし、視覚からおいしそうと思えれば、美味しく感じてしまうものです。
色味について、
先述の通り、”色の数”が大切なんです。
お刺身だけでは”黄色”が演出しにくいのでレモンを添えましたが、
黄色の箸置きや醤油皿があるなら、それで充分だったりします。
実は”お刺身たんぽぽ”のようなものが付いていたのは、色味の観点から豪華に見せるためです♪
レモンは色味要因なところがありますが
大葉だけは買っていただけるとランクアップ感が簡単にでます!!
大葉がしゃっきりしてると、本格感がありますよね^^
ツマが付いていない刺身盛り合わせも多くなっていますが
細く切って丸めた大葉をツマに見立てて高低差を作ることも可能です。
ではでは!
誰かに振舞いたくなりましたか?是非お試しください!
さぼてんでした~
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